
| ディベート部立論集 |
四日市高校ディベート部がこれまで作成してきた立論たちの展示場。
中には展示というより晒し者のような作品もあるので注意してください。
最初に
このコーナーでは四日市高校ディベート部が過去の試合で実際に作成し、使ってきた立論を公開・展示しております。
立論をご覧の際には次のような点にご注意ください。
*立論中の証拠資料について原典に当たらず使用されたことで生じた問題についてこちらは一切責任を持ちません。
*公開している立論については反駁の的や読む練習などどのような形で利用されても結構ですが、立論をそのまま、もしくは一部改変するという形で他の場所で公開するといったことはご遠慮願います。
*いないとは思うのですが、ここで公開した立論をそのまま試合に使うことは止めた方がいいと思います(使えないですし)。四日市高校でもモデル立論集をそのまま使った経験がありますが、やはり楽しい試合はできませんでした。よいディベーターは真似しないようにしましょう。
いろいろ注意しておりますが、公開している立論のクオリティーが高いかと聞かれるとそうでもないので、どちらにせよ利用価値はそれほどないのではないでしょうか。というわけで、それほど期待せずにお楽しみください。
また、このコーナーで立論を見ていただいて抱いた感想・疑問・反駁・批判などありましたら、よろしければメールや掲示板などでお聞かせください。ただし、過去の立論ですと資料などがなくて責任がもてない場合もありますのでその点はご容赦ください。
公開立論の目録
| 論題 | 詳細(肯定・否定など) | 中身について |
| 日本はすべての原子力発電を代替発電に切り替えるべきである。是か非か | 肯定側 |
2000年ディベート甲子園高校の部の論題。当時部長であったM岡総裁を中心に作り上げた立論です。結果はどうだったかというと、四日市高校は東海大会初戦で敗退したのでした。とはいえ肯定側立論はJDA仕様に改訂したものを展示しているので改良されているはずです。
この論題では肯定側の選択した代替発電で否定側の立論も対応を余儀なくされ、大きく試合に影響します。ちなみに四日市高校は代替発電に燃料電池を選びました。この選択は間違っていなかったと思います。 否定側立論では、初戦の対戦相手が練習会で使っていたという怪しい情報から試合前日に突貫工事で作り上げた「対メタンハイドレート立論」が面白くてお勧めです。 立論中の証拠資料を使用する際は、必ず原典に当たり、問題のないことを確認してから使用してください。管理人は原典を持っていませんし、論題当時は立論作成にあまり関与していなかったので資料の中身にはあまり詳しくありません。ですから、最初にも書いてありますが、中身については一切責任をもてません。 今年度からルール改正で資料の引用に関しても厳しくなっています。もしかしたら不適切な引用で反則負けになるかもしれません。ですから、このHPに限らず、資料を用いるときは原典を確認した上で使用するようにしてください。 |
| 否定側 (対火力) | ||
| 否定側 (対メタンハイドレート) | ||
| 日本はたばこの販売を禁止すべきである。是か非か | 肯定側 |
2000年11月9日に愛知県立千種高校の主催で行われた千種杯で用いた立論です。このときは何と四日市高校ディベート部初の大会優勝という結果でした。では立論もさぞかし良い出来かというとそうでもなく、急いで作ったものです。他のチームは結構モデル立論なんか使っていたので、立論はたいしたことなくても何とかなったのです。
肯定側立論では健康被害を訴えるお決まりのメリットに、実は勝負を決める火事・経済被害のメリットをぶち込んだ無難な仕上がり。 否定側立論は論題上の不利を感じつつ、経済への悪影響というお決まりのパターンの中に「喫煙者の労働意欲低下」なる怪しい議論を投入、そしてデメリット2で喫煙者の権利侵害というこれまた怪しいものを入れました。実はこの怪しい議論の中で「煙草は精神衛生上いい、体にいい」といった資料を大量に入れ、肯定側立論への反論の布石としているのです(なっているのかな?)。 四日市高校ディベート部中期(京矢総裁の時代)の代表作をじっくりとご覧下さい。 |
| 否定側 | ||
| 日本は道州制を導入すべきである。是か非か *現行の都道府県制を廃止して全国に7〜11程度の道・州をおき、外交・防衛・通貨以外の権限を基本的にすべて国から道・州に移すものとする。 *地方間の財政的格差を調整するために国が必要な課税措置をとることを妨げない。 |
肯定側 |
2001年ディベート甲子園高校の部の論題。四日市高校が初めて全国大会に進出した記念すべき大会の論題です。
道州制について説明すれば長くなりますが、一言で言えば「日本の行政区域を思い切って分割して独立させよう!」というすさまじい政策です。日本を丸ごと改造するといって差し支えないでしょう。日本の地方行政の現状はもちろんのこと、海外の行政の現状や経済学の知識も要求されます。資料だけでない自由な議論ができるのが特徴ですが、きちんとした議論をするのは難しい論題と思います。 ここでは全国大会で最終的に用いた立論を載せました。 肯定側では財政無調整という無謀な策に出ました(もちろん計算済みのことですが)。その意図は中で解説しています。肯定側はなかなかの自信作です。 否定側では相手の立論を潰して発生させることだけを念頭においた構成です。これもそこそこの出来だと思います。この論題は最終的に肯定有利なものだと思うのですが、上手くいけば善戦できるレベルではあると思います。 ちなみに、全国大会での立論作成にはジャッジの方々(特に指導に来ていただいた斎藤氏)に大きく助けられました。この場を借りてお礼を申し上げます。 |
| 否定側 | ||
| 日本は夫婦別姓制度を導入すべきである。是か非か *別姓か同姓かを選択できる選択式夫婦別姓とする。 |
肯定側 |
2001年に開催された千種杯で論題となり(千種杯では強制夫婦別姓)、その後静岡市からしずおかディベート大会の要項が届き、続けることになったのがこの論題。最終的に翌年のヨゼフ杯でもこの論題が採用され、かなり長い期間取り組む事になった論題です。
最後に試合をしたヨゼフ杯で使用した立論を載せることにしました。 立論の出来はそれほど良いわけではないと思います。静岡では「立論が弱い」と言われたのですが、それからある程度の改良は加えました。しかし、四日市は代々この手の論題を不得手としており、そのせいか納得できない面もあります。特に、否定側の立論は怪しげな議論が満載で本当に苦戦させられました。 |
| 否定側 | ||
| 日本は遺伝子組み換え食品の販売を禁止すべきである。是か非か | 肯定側(春) |
2002年ディベート甲子園高校の部の論題。四日市高校はこの全国大会でベスト8に進出することが出来ました。
遺伝子組換え食品とは実は非常に身近な問題で、ほとんどの日本人は既に食べているものです。しかし一方でこの論題は非常に専門的・科学的なものであり、資料による正確な論証と専門知識無しでは戦うことの出来ないハードなものでもあります。限られた論点の中でいかに事例を分析し、どのような資料で論証していくかを争うこの論題は、論題的な難易度としては昨年の道州制を上回っている感すらあります。 春の立論では3月末に行われた東海地区春期大会で実際に用いた立論を掲載しています。また、夏の立論では全国大会で用いた最終版を載せています。 2つを見比べてみれば、春と夏で立論が少しは進化していると感じていただけるのではないでしょうか? 特に夏の立論は短さと強さをある程度両立させられて、なかなかの完成度ではないかと思うので、ぜひ一度ご覧になってください。 |
| 否定側(春) | ||
| 肯定側(夏) | ||
| 否定側(夏) | ||
| 日本はサマータイム制を導入すべきである。是か非か | 肯定側 |
2002年度の第10回東海地区中学・高校ディベート大会高校の部B論題の論題です。四日市高校が初めて公式大会決勝戦に進んだ論題でした。
夏の間時計を1時間進めて太陽を有効に活用するという制度で、原発論題や環境税ほど大きい議論は出てこないのですが、メリット・デメリット間の関連が意外とあるのでなかなか面白い試合ができる論題だと思います。 2002年度の1年生チームが初めて取り組んだ論題でもあります。ディベートをはじめて3ヶ月ほどで完成させた立論ですが、なかなかの出来だと思います。 この論題は過去に2回ほどディベート甲子園(中学の部)で使われたようで、その議論も参考にはしています。ただ、1年生も四日市の悪しき伝統に染まったようで、なかなか重い立論になっています。 |
| 否定側 | ||
| 日本は未成年者の携帯電話利用を大幅に制限すべきである。是か非か *勤労者への特例措置は認めない |
肯定側 |
2002年ディベート甲子園中学の部の論題(付帯条項が一部変更)です。東海高校が主催した大会の論題として採用され、それに参加した後輩たち(ディベート部の4・5期生)が作成した立論です。
管理人はこの立論の作成に参加していないので中身に関してはコメントできませんが、頑張って作ったな〜、としみじみ見させてもらいました。これからどんどんといやらしい立論を作っていって欲しいものです。ちなみに、この立論もやけに長めに仕上がっております。そこがディベート部の後輩らしいというかなんというか・・・。 |
| 否定側 | ||
| 日本は積極的安楽死を法的に認めるべきである。是か非か | 肯定側 |
2003年度ディベート甲子園高校の部の論題です。ディベート部は3度目の全国大会出場を果たし、全国べスト16を獲得しました。
安楽死論題は生命という難しい問題に真っ向から挑む、やりがいのある論題だと思います。過去にも論題となった定番ものではありますが、細かい末期治療に関する論証合戦から抽象的な価値観の比較まで、いろいろな要素が楽しめる論題といえるでしょう(この年は前者に偏っていた感もありますが)。 ここでは大会1日目の夜に修正を加えたバージョンを公開させていただきます。この年からの方針でコミュニケーションを重視し、スリムアップ(ディベート部比)した、新世代の立論になっております。 |
| 否定側 | ||
| 高等学校は高校生がバイクに乗ることを規制するべきである。是か非か | 肯定側 |
2003年12月に四日市大学で行われた、記念すべき三重県初の大規模大会「三重県ディベート大会」で行われた論題の立論です。4分立論のルールなので、立論もスリムになっています。
四日市高校はこの大会で準優勝の成績を収めました。リサーチの難しい論題ではあると思うのですが、両立論とも頑張って作り上げたようです。 余談ですが、この論題は教育論題に当たる可能性が高いので、おそらく全国論題として連盟に採用されることはないでしょう。 |
| 否定側 |